RoHSのカドミウム
RoHSでのカドミウムは、金属系の材料では意識をしなくてはいけません。それは、少量ながら含有している恐れがあるためです。
RoHSで、よく問題となっていたのが、黄銅や青銅などの銅合金です。
RoHSでは例外の規定(適用除外)として一定量の銅合金での鉛は可としていますが、カドミウムは別です。
銅が問題はないとしても、100ppmと他より安全基準が高いカドミウムは適用していない場合があります。
その他の材料に関してもRoHSではカドミウムをよく意識して対応するべきとされています。
カドミウムの危険性
RoHSでカドミウムは危険であるとされていますが、実際にカドミウムはどのような問題があるのでしょうか?
皆さん、ご存知だと思います。カドミウム毒性に関しては、イタイイタイ病が非常に有名です。RoHSでの規制でも他の物質とは違い、非常に厳しい含有量とされています。
カドミウムの中毒の症状は、大きくは高血圧、骨軟化症、肝臓障害とされています。
どれをとっても人体に影響があるものですので、危険性を重く見たEU委員会での決定で厳しい閾値とされたのでしょう。
カドミウムの対処
RoHSでのカドミウムの対処としては、全く別の材料を使用していくのか、もしくはカドミウムレス材料を使用していくのかの2通りになります。
RoHS等の規制をきっかけとして、カドミウムレス材料は多くの種類が発売されています。
この規制をビジネスチャンスと捕らえた企業においては力の発揮時だったのかもしれません。
そして、このようなカドミウムレス材料を使用することでRoHS指令は対応することができるでしょう。
しかし、付加価値がついていますので単価は上がってしまう事をご理解してください。