RoHSの六価クロム
RoHSにおいての六価クロムは、ほぼ表面処理の問題だといっても過言ではありません。
RoHSでの六価クロムは主に、ニッケルクロムメッキ、黒亜鉛メッキなどに関して含有されています。
ELV指令が発令された時に一度問題になっており、この対処が行われています。
そして、現在においては、六価クロムはある程度は対応できる物質であるという事で考えていただいて問題ありません。
今後はこの六価クロムの代替となっている材質に関しての調査が行われて行く事になるでしょう。
六価クロムの危険性
RoHSで六価クロムは問題視されていますが、どのような問題なのでしょうか?
六価クロムは、水質汚濁及び土壌汚染に係る環境基準等が設定されるとともに、水質汚濁防止法について強く取り上げられています。
生物に対する毒性は六価クロムの方がはるかに高く、また土壌中での移動性も六価クロムは大きいと言われています。
危険性としては、非常に高く地球環境保護の観点からも六価クロムは対応を急がされている物質です。
水道関連でもJWWA等で鉛に関しての問題もあげられていたと思います。
六価クロムの対処
RoHSでの六価クロムの対処は、三価クロムへの代替で問題なく対処できます。
ELV指令が発令された当時は、非常に問題となり、六価クロムと同等の性能を出す事はできないのではないのであろうか、というくらいでした。
しかし、RoHS指令が発令される頃には、問題はある程度解消され、六価クロム同等とまでは行かなくても、三価クロムは六価クロムを代替する事が可能な程度の性能を持つようになっています。そのため、クロメート処理においても三価クロメートなどの処理を利用することでRoHSへの対応を図っています。